色とイメージ

 こんにちは。

 山形県鶴岡市で 着て気が弾むお洋服の提案をしております ファッションサロンエルムの松田です。

 私が住んでいる街 鶴岡で来月 首長と議会選挙があります。

今日は色に見るイメージについて最近 感じたことをお話ししたいと思います。

 私たちが相手に対して印象を抱くのには、非言語的要素 いわゆるイメージが大きいことは周知の事実です。

「イメージだけで決めつけない」「イメージ戦略が功を奏した」と言われるように、イメージって本当に 重要ですよね。イメージ次第で相手の態度や思いも変わってきます。

特にこのコロナ禍では、人と直接会ったり向かい合って話すこともままならず…イメージ戦略・ブランディングが大事になってきます。

来月の首長選挙。現職と新人の戦いです。

現職 黄緑、緑色がテーマカラー。キャッチフレーズに黒も使用

色彩心理学では黄緑は若々しさ 緑は調整役、安定感があるイメージを与えます。黒で強さを感じます。

前回 現職は新人として立候補したので、フレッシュさを表すために黄緑、「対話」がキーワードだったので調整役を表す緑を使用したのではと思います。明るい緑に黒をアクセントに取り入れることで、若い候補者だけど強さも表しています。今回も前回と同じカラーです。

ここ鶴岡は農業が盛んで自然豊かな街であること。ご自身の実家も農家であること。農水省出身である事などから 緑をテーマカラーにしたのかなとも推察されます。

緑から何を想像しますか?どういう印象を受けますか?

新人 青がテーマカラー。キャッチフレーズに赤も使用。 

青は 理性的、誠実・信用できるイメージを人に与えます。

青はネガティブな印象がない万能な色なんです。そして「鶴岡再興」の赤いキャッチフレーズ。

赤はリーダーシップ、強い、活動的なイメージを人に与えます。鶴岡を再び盛り上げたい という強い思いとその為にリーダーシップを発揮して頑張るという気持ちが伝わってきます。

青はどういう印象ですか?何を感じますか?

 お二方ともテーマカラー、キャッチフレーズに効果的な色を使っていますね。

 政治家の方は柔和さの中にも強さを表す方が多いように感じます。

  先日、私が見かけた某候補者は、「明るめの青いスーツに白いYシャツ、青と水色を基調にした斜めストライプのネクタイをしていました。」

明るめの青のスーツ ⇒明るくクリアな色は フレッシュ、明るい印象を与えます。また遠くからでも認識できる色なのです。

白いシャツ⇒ 青のスーツに白のシャツ。清潔・クリーンなイメージです。また、明度差が生まれるので遠目がきき、強さをイメージで与えることが出来ます。

青の斜めストライプのネクタイ ⇒ 青を多く使っているので、「青と言えば〇〇さん」と強く相手に印象付けることが出来ます。直線的な斜めストライプは強さを感じるデザインです。

 某候補者のこのスタイリングを見て「すごい!ブランディングが確立されている」と感じました。

今までは、ポスターやパンフレットは政策を 装いはオシャレかどうか という視点で見てましたが、色彩心理の観点から見ていくのも面白いなと思います。

 自分のオシャレの軸がわからない。装いでブランディングいしたい。お気軽にご相談くださいね😊